どうも暇人です。今年の春に親知らずを抜歯しました。以前から親知らずが奥歯を押して痛みが出たりしていて歯医者に行かなきゃ行かなきゃと思っていたんですが。
ズルズル行けない日々が続いてました。
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親知らずが横に生える恐怖
暇人なので行く時間は十分にあったんですが、抜歯となると歯医者に行く勇気がありませんでした。まぁ歯医者自体が怖いっていうのもあるんですが、その他にも理由があります。
実は僕の親知らず…横に生えてるんです…
んっだから何?
って思うかもしれませんが、縦に生えているのと横に生えているのだとすごい差があるんですよ。抜歯の上では月とスッポン位の差があるんです。
というのも縦に生えている歯はそのまま上に抜けるんですが、横に生えている歯は砕いて抜きます。いいですか『砕いて』抜くんです。
しかも親知らずが歯茎から少ししか出ていないので歯茎を切り裂いてから、口の中の歯を砕かれ抜かれるんです。
口の中でそんな怖い事がされると思うと、なかなか歯医者には行けませんでした、
がっ!このまま放っておく事もできないなと思い遂に、今年の3月半ばに決心して歯医者に行きました。
歯医者選び
実は歯医者選びも重要だと思い地元で人気の歯医者に決めました。
また口腔外科じゃないとやってくれない場合もあると聞いていたので、ばっちり看板に口腔外科と書いてある所に行きました。
人によっては大学病院などを選んで抜歯をしてもらう人もいるみたいですね。この歯医者選びがこの先の明暗を分けるので慎重に選ぶといいでしょう。
歯医者に通院開始
始めての通院の時は凄い緊張しました。とりあえず術後は痛みと顔が腫れるかもしれないので次の日の予定が何もない時を選んで口腔外科がある歯医者に行きました。
しかし意気込んでいったものの、僕の通った歯医者は1回目の通院ではではレントゲンを撮って帰るだけでした。
このレントゲンを使い、生え方の確認と、どんな感じで抜くのかを説明してくれます。抜き方は事前に調べていた通り歯を半分に砕いて抜く方法でした…。もう絶望です…
それでもって2回目に消毒、歯のまわりの清掃、3回目でやっと抜歯という流れでした。
1回目の通院で『いつ抜くか』を聞かれると思います。個人差はありますが多少の痛みや、顔の腫れがあるので、できれば抜歯の次の日がお休みの時を選ぶといいでしょう。
それに僕の歯医者では抜歯の次の日に消毒に行くことになっているらしく、次の日が休みだと都合がいいと思います、
抜歯と痛み
そして遂に三回目で抜歯です。ドキドキの抜歯。
まずは麻酔をかけていくんですが、歯茎に麻酔の注射ををしていきます。
おいおい!痛みをなくすために注射を打つのかよと思いましたが、この注射、そんなに、というかほとんど痛くないです。
しばらくすると麻酔が効いてきて歯周辺の感覚が無くなってきます。
そうすると歯に何をされてもほとんど感じなくなるのです、それを確認したら施術が始まります。
僕の場合は歯茎を切ってから歯を砕くんですが、麻酔が効いているので歯茎を切られても全然感覚はないです。
そこからドリル?みたいので歯を削っていきます。これもわずかな振動があるくらいです。
その後、歯をある程度削っていったら割っていきます。
ハンマーとノミみたいなので割るので、その時はちょっとあごに衝撃がありますがこれもほとんど痛くないです。
ゴリゴリっ!ゴリゴリゴリっ!パキッ!!!
と歯が折れると、割れた歯を取り除き、残った歯根の方の親知らずを抜いていきます。
僕の場合は割とすんなりとれたと思います。
ベリッと、親知らずがとれたら今度は穴が開いた歯茎を糸で縫っていき、綿を噛んで出血をしたら、注意事項を受けて終了です。
僕の予想ではもっと痛いのかなと思っていたんですがほとんど痛みを感じませんでしたね。
拍子抜けですんなり終わりました。
その時受けた注意事項は『まだ傷口が塞がってないので血圧が上がる行動、激しい運動だったり、飲酒だったりが禁止、またガッツリした「うがい」が禁止、その日は歯ブラシも禁止』というものでした。
処方された薬は痛み止めと抗生物質で抗生物質はしっかり飲むようにというお達し。その後無事に帰宅です。
術後
術後何時間かは麻酔が効いているのかほとんど痛みがないんですが。
しばらくするとドーンという鈍い痛みが出てきます。痛みが出て来ると痛み止めを飲んでいました。
この痛み止めが効くとほぼ痛みを感じません。
次の日ぐらいからボクサーのように顔が腫れだします。
腫れ具合は個人差があるかもしれませんが僕の場合は結構腫れたので、マスクをつけて外出しました。マスクなども用意しておくといいと思います。
痛み自体は『痛み止め』である程度押さえられるのでいいのですが問題は口がほとんど開けられないという事です。
僕の場合はスプーンが通るか通らないか位しか開きませんでした。これが辛いです。大きい食べ物は食べれないし食べてもおいしくないです。
そんな感じの状態が1週間位続いた後、少しずつ良くなっていきます。
その間は口がうまく開けられないので、おかゆや柔らかいもの、食べやすいものを食べるといいでしょう。
この辺の腫れ具合や痛みの大きさなども、親知らずの生え方やお医者さんの技術によって違うらしいので心配の方は評判の良さそうな歯医者に行くといいと思います。
痛み止め
僕はビビリなので痛み止めの効果が切れて痛みが少しでも出てきたらすぐに処方された痛み止めを飲むようにしていました。
でもそうすると処方された痛み止めでは数が足りなくなってくる事もあると思います。
貰いにいけばいいのですが。僕はめんどくさいのでロキソニンを薬局で買ってそれを飲んでいました。
それでも十分に効いていたので問題なかったですが。
ですが成分の違いなどあるかもしれないので歯医者で処方されたのを飲むといいでしょう。
痛み止めを飲めばほとんど痛くないので痛みの心配は大丈夫だと思います。
2本目
これが1本目の親知らずを抜いた時の流れだったんですが。
最初の親知らずを抜いてできた穴がある程度ふさがってきたら、右下にある2本目の親知らずを抜きました、この親知らずを抜く時は凄い大変でした。
というのもこの親知らず、周辺の歯茎が軽い歯肉炎になっていたらしく、歯茎の中の神経も腫れていて麻酔がうまく効かなかったのです。
何本も麻酔を打ってもらったんですがそれでも完全には効かないので仕方なくそのままの状態で、半分泣きながら歯を抜いてもらいました。
少しは麻酔が効いてたんですが時々ズキズキという痛みが走り辛かったです…。
術後の腫れもそっち側の方がひどかったですね。
隙間
親知らずを抜いてから嫌なのが親知らずを抜いてできた穴に食べカスが詰まるという事で、何を食べても詰まります。僕は一通り詰まらせました。
少しずつ傷口がふさがっていくので完全に気にならなくなるためには数ヶ月かかります。
親知らずを抜歯してから5ヶ月位になるのですが、やっと詰まらなくなりました。
値段
親知らずの抜歯にかかった値段なんですが、さっき、しまってあった明細書をみたら1本抜く時に5000円弱位かかってましたね。
それにレントゲン代やクリーニング代などがかかって来ると思います。
僕の場合は2本の親知らずを抜いてもらって2万円弱でした。ちなみに国民健康保険の自己負担は3割負担です。
これもどんな方法でやるのかによって変わってくると思いますのであくまでご参考程度に。
まとめ
僕の親知らずの抜歯体験記はこんな感じです。治り方や痛み、抜歯後の状態の経過は、年齢や口の中の状態、どこの歯医者に行くのかによって変わってくると思います。
年齢が若い方が治り方も良いみたいです。
なので、親知らずが生えてきて困っていたり悩んでる方は早めに行く方が良いと思います。
親知らずは要らない歯なのでとってみるとスッキリしますよ。
まずは評判が良くて腕のいい歯医者を捜してみる事からおすすめします。それでは頑張ってください!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。