どうも暇人です。今年もうちの近くで蜂が巣作りをしていました。
ただ、幸いな事に今まで一度も刺された事はありません。家の近くに巣がある場合やどこかに出かけたときなどにいつ蜂に刺されるか分かりませんよね。
毎年秋になると特番でスズメバチの駆除の番組などもやっていてそれを見ていると、人ごとに感じられませんね。
ふと考えた時に蜂に刺された時の対処法とはどのようにすれば良いのかが曖昧だったので、今回は蜂に刺されたときの対処法を4つのステップに分けてまとめてみました。
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対処法
①針があれば抜く
ミツバチなどは針を刺した後に針が患部に残っている場合があるので刺された場合はよく見て針が刺さっていたら速やかに抜きます。
その時、蜂の針には釣り針のように『かえし』がついていて抜きにくくなっています。また蜂の針には毒の袋の様なもの(毒嚢どくのう)がついていて継続的に毒が送り込まれるようになっています。
その時に注意したいのが、針を手で抜こうとすると毒嚢を押してしまい逆に毒が体内に入ってしまう可能性があります。
ピンセットや毛抜きなどで慎重に素早く抜くか、財布に入っているカードなどで皮膚の上をスライドして針をはじくようにして抜くようにするといいです。
蜂には刺した後針が患部に残ってしまう蜂と残らない蜂がいます。
ミツバチのように人に刺すと針が人の皮膚に残ってしまう様な蜂は刺した後に死んでしまいます。
ただ何の生物に刺しても死んでしまうのかというとそういうわけでもなく、昆虫でも表面が柔らかいものに刺したときなどは針が表面に残らずに抜けるそうです。
人間の皮膚はそんなに硬そうなイメージはないのですがミツバチにとってはうまく抜けないようです。
②毒を取り除く
次は中に入ってしまった毒をできるだけ取り除いていきます。蜂の毒は水溶性のため水に弱いので水で流しながら絞りだし毒を出してあげるといいです。
しかし今はポイズンリムーバーと言って毒を吸い出してくれる用具があるのでそれを使うのが効果的でしょう。キャンプ用品を扱っているお店などで買うことができます。
釣りやハイキング、キャンプ、バーベキューをする時などは1つ常備しておくと便利でしょう。
また、映画などでたまに見ますが、口で吸い込んで毒吐き出すのは、かっこいいですがとても危険な行為なのでやめましょう。
③薬を塗る
毒抜きが終わったら今度は薬を塗っていきます。
その時にかゆみ止めの効果のある抗ヒスタミン成分が入っているステロイド系の薬を選ぶといいです。
薬を塗ってから痛みを和らげるために患部を冷やしてください。
④刺された蜂の種類、症状によっては病院へ
ミツバチなどの毒は強力ではないですが、蜂の種類や身体に現れる症状によっては速やかに皮膚科のある病院や救急に行きましょう。
出る症状としては、『身体のしびれ』、『口内のしびれ、異物感』、『息切れ、動悸』、『めまい』、『腹痛』、『悪寒』、『肌が赤くなったり、腫れ』などが起きる可能性があります。こ
れらの症状が出た場合や、不安に感じた場合などはすぐに病院に行くと安心でしょう。
注意が必要な種類と時期?
蜂は種類、時期によって凶暴性が違います。特に現在、主に日本にいる蜂で注意しなくてはいけないのはスズメバチです。
スズメバチなどは近くに巣が巣があるだけで刺してくる場合もあり注意が必要です。
時期は種類によって多少違いますがオスの幼虫が成長する夏の後半から秋が活発に飛び回るので多くの種類で注意が必要です。
蜂に刺されないようにするには?
蜂に刺されたくない人は白い服や白いものなどを身につけると刺されにくいようです。
もしも近くに蜂などがいたら頭をタオルなどで覆って黒い髪を隠して逃げるようにしましょう。
黒っぽい服などは着ていかない方が無難でしょう。
また針はミツバチの針でも2㎜ほどあり、スズメバチの針だと4㎜ほどあります。
たとえミツバチの2㎜ほどの針でも肌に1枚しか来てない場合は貫通する恐れがあるので注意が必要です。
スズメバチの場合はもっと注意が必要でしょう。
香水や整髪料、ジュース、おかしなどの甘い匂いや食べ物の臭いなどに蜂が誘われる事があるので注意が必要です。
もしも蜂に襲われてしまった場合は大声を出さずに、ゆっくり速やかに退散するようにしてください。
大声や走ったりして大きな動きをすると襲われる可能性があります。
凶暴性が高いスズメバチの場合巣に近づいただけでも襲われる可能性があります。
近くに蜂の死骸が何匹も落ちている場合などは近くに巣がある場合があるので注意が必要です。
まとめ
日本にいる凶暴なスズメバチでも巣に近づかなかったり、刺激をしなければめったに刺されるものではありません。
自然に出かける機会がある場合などはまわりの様子を気にして蜂の巣がないか確認するようにしましょう。
特に小さい子供がいる場合などは不用意に近づいてしまったり、刺激をしてしまう可能性もあるので注意が必要です。蜂との正しい距離をはかりつつ自然を楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。