どうも暇人です。天津の爆発事故で神経ガスが出ているという報道がありました。
その神経ガスとはどんなものなのでしょうかね?
シアン化ナトリウムと神経ガス
報道の中では『シアン化ナトリウム』と『神経ガス』、2種類の有毒な気体が見つかったとありました。
報道規制がされている中国でこんな報道が出るという事は相当危険な状態なのかなと思います。
報道の中で出てきたシアン化ナトリウムというのは以前にも書いたようにシアン化ナトリウムから発生する青酸ガスの事かなと思います。
以前に書いたシアン化ナトリウムについての記事はこちらからどうぞ
このシアン化ナトリウムは水などと混ざっても青酸ガスはほぼ発生しませんが酸と混ざると有毒な青酸ガスが発生します。
報道の中では倉庫に保管された化学物質の種類は、全容を把握できない程の種類と量だと報道されていて、
シアン化ナトリウムが何か他の酸の化学物質と混ざって青酸ガスを発生させたのではないでしょうか。
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青酸ガスを吸うとどうなる?
血中の酸素を運ぶ機能を破壊するそうです。
つまり血液かえら酸素が運ばれなくなって亡くなる事もあるそうです。
また少量なら問題ないとされていますが大量に吸引した場合酸素が足りなくなり呼吸困難、めまいが起きて、最悪の場合数秒で亡くなる事もあるみたいです。
まさに毒ガスですよね。
中国のテレビで報道されていた神経ガスを吸い込んでしまった時の症状に『呼吸困難や心臓停止』とあり青酸ガスの症状と大方一致します。
危険な現状
また、報道ではシアン化ナトリウムが700t貯蔵されていたという話もあるので、
これが全て青酸ガスに変わったらと思うと背筋が凍りますね。
そんな状況で、ただでさえ危険な状態なのに青酸ガスの他にも神経ガスがあると発表されており、そちらのガスが何なのかも気になりますね。
爆発事故直後にガスマスクをつけている職員が多かったのも引っかかりました。
もしかしたら中国政府は神経ガスが発生した事をある程度知っていたのかも知れませんね。
そしてその数値が政府の予想を遥かに越えていて、死者が出る濃度なので発表したという事ではないでしょうか。
そう考えると現地の人は心配ですね。
現地の人に健康被害がでていない事を願うばかりです。
最後まで見ていただきありがとうございました。