どうも暇人です。あなたはこんなコウモリを見たことがありますか?
世界一大きいコウモリが想像以上に怖え… pic.twitter.com/0OtWrFJjLi
— kousaku takedomi (@sakuxcnbs_11) 2015年7月21日
人じゃん!?と勘違いする様な容姿をしていますが、
この謎の生物はオオコウモリという正真正銘のコウモリです。
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世界一大きいコウモリ!オオコウモリ
日本の住宅街でよく見かけるコウモリはアブラコウモリという種類で、アブラコウモリは体調5cm程の大きさです、
このアブラコウモリは民家の隙間などに住み家があり、夜になると飛び回り虫などを食べます。
ほとんどの人がイメージするあのコウモリですね。
それに比べてオオ コウモリは体長40㎝になる個体もいるのですから驚きです。
日本の一般的なコウモリをイメージしている人からするとオオコウモリはかなりのインパクトがあ りますよね。
『ただいま〜』って家に帰ってきてこいつがぶら下がってたら『ホラー』です!!^^;
しかもこのオオコウモリ、種類にもよりますが、翼を広げると 2m近くの大きさになるのもいるそうです。
2mですよ…人よりもでかいですからね…
またオオコウモリの特徴はこの大きな目です。
日本にいるアブラコウモリにも 目はついていますがゴマ粒の様な小さな目が付いているだけです。
一方、オオコウモリには大きな目がついています。
その理由は小型のコウモリの様に音の反響 に頼って飛行するのではなく、目に頼って飛行するのが理由なんだとか、
なので英名では空飛ぶキツネ『Flyingfox』と呼ばれています。
確かに顔がキ ツネに似てると言われれば似てるのかもしれませんね。
よく見ると可愛らしいやつもいますし…^^;
オオコウモリは主に熱帯地域に生息していて、果物や花の蜜、植物 などを食べるんだとか、勝手なイメージではネズミなどの小動物を食べそうなイメージだけど、以外にも草食系コウモリです笑
調べれば調べるほどオオコウモリが実際にみてみたいです。
こんな巨大なコウモリがいるのは海外だけの様な気がしますが、実は日本にもオオコウモリの仲間がいるんです。
例えば小笠原諸島にもオガサワラオ オコウモリというのが生息しています。
オガサワラオオコウモリ
小笠原諸島に生息している固有の哺乳類はオガサワラオオコウモリだけです。 今では生息数も300匹程と少なくなってきていて国の天然記念物にもなっています。
オガサワラオオコウモリの大きさは翼を広げても1m弱とそこまで大きな方ではないですが、オ オコウモリを見たことがない人には結構インパクトがあると思いますよ。
体重は500g前後で、食性は他のオオコウモリと同じで果実や蜜、植物などを食べ ます。
果実などを食べるので、森の中で種子を遠くに運ぶ役割を担っていて森を維持していくにはとても重要な存在というわけですね。
しかしオガサワラオオコ ウモリは一時期から個体数が減ってきていました。
その原因は島の外から来た天敵や農作物の保護ネット、森林の減少などが考えられています、
今まで小笠原諸島 には天敵らしい天敵がいませんでした、そのためオガサワラオオコウモリは警戒心が弱く、猫などの他の動物に簡単に襲われることもあるそうです。
また、オガ サワラオオコウモリは島の人が作っている農作物を食べに来るそうですが、その時、農作物を食べられない様に張られたネットに絡まって死んじゃうケースもあ るそうです。
そして、オガサワラオオコウモリは冬場に集団で森に『ねぐら』というものを作ります、そのねぐらは繁殖にとって大事なものと言われていて、そのねぐらを作るための『森』の減少もオガサワラオオコウモリの生息数が減った原因の1つと言われています。
因みにオガサワラオオコウモリは1〜3月に交尾をして 初夏に子供を産みます。
小笠原の小学校では実際にオガサワラオオコウモリを持ってきての授業があるみたいです。
その時の写真がこれ、
激烈に可愛い!
目 がクリンクリンですね。
こんな可愛いオガサワラオオコウモリ、ぜひこれから先も元気に小笠原の夜空を飛び回って欲しいですね。
しかし、オガサワラオオコウモ リは農作物に被害もだします、
農作物の保護とオガサワラオオコウモリの保護を同時にしていかなくてはならないのは難しいですし、コウモリと人とのうまい住み分けはこれからの問題だと思います…
最後まで呼んで頂きありが とうございました。