どうも暇人です。最近テレビでタツノオトシゴについて特集がされていました。
それを見て初めて知ったのですがタツノオトシゴって国内で繁殖がされているんですね。
勝手なイメージですけど飼育や繁殖が難しい様なイメージでした。
タツノオトシゴはめっちゃ好きな海の生き物、なんてったって形がかっこいい!
そんなタツノオトシゴがもしかして自分にも飼えるのでは?しかも繁殖が間近で見れるの?と思い、飼い方を調べてみました…
ちなみに淡水の魚、熱帯魚などは飼っていますが、海水魚の飼育は過去に1回だけやってみたのですが、あまりうまく行かなかったので諦めた過去があります。
[ad#post]
タツノオトシゴの飼育って簡単?
タツノオトシゴは繁殖個体と採取個体では難しさが違います。
やはり繁殖個体の方が人の手によって育てられてきたので比較的簡単に飼育する事が出来るんだとか、なるほど〜それなら自分の様な初心者が飼うとしたら養殖されたものの方が良さそうです。
それと、タツノオトシゴの飼育では給餌がかなり難しいです、タツノオトシゴは自然界では、生きた小さいエビや小魚を食べているので、野生のものは基本的には生きているものしか食べません、
それに比べて繁殖個体は冷凍のエサなどで育てられてきているので、冷凍のエサに対する食いつきもいいそうです。
この辺をみても繁殖個体の方が安心です。
また、自然から水槽の環境にうつされる事はタツノオトシゴにとってものすごいストレスです、
そのストレスから病気になってしまうものもいるそうです。
この辺から考えても繁殖個体の方がメリットが多そうです。
また、飼育で使う水槽などの設備は、一般的な海水魚飼育で使う『水槽、濾過器、ヒーター、クーラー、証明、水温系、比重計、プロテインスキマー、レイアウト用品』などがあれば飼えます。
本格的に熱帯魚を飼った事がある人なら、特別な設備は必要ないのでそこまで難しくないでしょう。
逆に淡水魚しか飼育してない人には海水と淡水のバクテリアの違いなどがあるので難しく感じるかもしれません。
どちらにしてもメダカを飼うぐらいの簡単な気持では飼えなさそうです。
それと水温にも注意が必要です。タツノオトシゴの適水温は種類によって幅があるそうです。
ジャポニーズボニーの20〜30℃に比べてタスマニアンポニーは15~24℃と結構な開きがあります。
自分の飼育する種類に合わせた温度管理が重要です。
冬は水槽用のヒーターを使えばいいのでお手軽ですが、夏はタツノオトシゴの種類によっては部屋全体をクーラーで冷やすか、水槽用のクーラーを設置するかのどちらかの対策が必要になります。
ジャポニーズボニーの様に30℃まで大丈夫な種類は水槽用のファンでもいいみたいです…
クーラーを使うと電気代やクーラー自体のお金がかかるのでなるべく使いたくない所ですね。
普通に何万円もする水槽用クーラーもありますので。
ただ、高水温に備えてクーラーの準備はしておいた方が無難です。
濾過フィルター(飼育水を濾過してきれいにする装置)は結構なんでもいいらしく外掛けの簡易フィルターでもOKみたい、
でも濾過容量も高くて、掃除も比較的簡単な外部式フィルターが良さそうかな…という感じなので飼育設備だけを見ると確かに難しくなさそうです。
ただ、細かい生エサをあげるので、どうしても食べきれないエサが出てきてしまうみたいですね。
水槽掃除の回数やお掃除してくれる魚を入れるなどの工夫が必要ですね。
中には別の容器を用意してそこに飼育水ごと移しその中でエサをあげ、あげ終えたらタツノオトシゴだけ水槽にうつし、残った水は捨てている人もいるみたいです。
タツノオトシゴは別の容器に移されるのは嫌かなと思いきや慣れると容器を持って近づくと寄ってくるんだとか…
何とも変わった性格ですね…^^;
その時に水が減るので、安易に水道水を足して水槽内の塩分濃度が変わらないように注意が必要です。
入手方法
タツノオトシゴは海水魚を取り扱っているペットショップなどに売っています。
ネット通販でも買う事が出来ます。
専門に養殖をして販売している所では、いつもあげているエサとセットで売っている所もあり、こういう所で買えばエサを食べないというリスクを少しでも減らせそうですね。
それに個人的に飼い方などを聞いたりも出来そうなのがいいですね。
繁殖は可能か?
飼育下でも繁殖は可能な様です。タツノオトシゴはオスが卵を育てる事で有名です。
オスには育児嚢という腹部にポケットの様なものがあり、そこにメスが卵を産みつけて、それをオスが育てていくのです。
まさにイクメン。
産まれてきた子供にはワムシやブラインシュリンプという小型の甲殻類の幼生を与えていきます。
ブラインシュリンプは休眠卵の状態で販売されているのでそれを孵化させて与えます。少し面倒くさい…孵化させて冷凍したものも売られています。
混泳
タツノオトシゴは泳ぎが遅いので混泳をあまり得意とはしてない様です。
特にタツノオトシゴが襲われそうな、カニやエビ、毒のあるイソギンチャクやサンゴなどは注意が必要です。
とくにカニなどはライブロックを入れる時に一緒に水槽内に入って来ていて、夜中に悪さをする事があるそうです。ライブロック(無脊椎動物やバクテリアが住んでいる岩、これを入れることにより水質維持に役立つ)を入れる時は注意しましょう。
タツノオトシゴの飼育は海水魚の飼育をした事がある人にとっては比較的難しくはなさそうです。
ただ、食べる餌が水の汚れにくい人工餌ではないため水が汚れやすいのが気になります。
より一層のこまめな水換えが必要ですね。なのでマメな人にとってはいいかもしれませんが、
僕みたいなずぼらな人にはあまり向いてないのかもしれません。
タツノオトシゴのフォルムがかっこいいので飼いたいのですが…覚悟が決まったら飼いたいのです…
最後まで読んで頂きありがとうございます。