千と千尋の神隠しの舞台、群馬の四万温泉、積善館本館を見てきた。

どうも暇人です。先日『千と千尋の神隠し』の舞台になったという旅館、群馬県四万温泉(しまおんせん)にある『積善館本館』を見てきました。

僕の家は埼玉にあるのですが、埼玉から車で四万温泉まで行くのに3時間位かかりました。

埼玉から高速に乗り渋川伊香保IC高速道路出口を下りて1時間位走っていくと四万温泉郷があります。

ドライブとしてはちょうどいい位の距離ですね。

[ad#post]

千と千尋の神隠しに出て来るの油屋のモデルらしい

積善館

千と千尋の神隠しの舞台や油屋のモデルになったといわれている所は台湾や長野など国内外にいくつかありますが、ここ群馬にも舞台やモデルになったといわれている所があります。

そんな場所積善館本館に遊びにいってみました。

実はこの日の真の目的は群馬県の中之条町でやっていた現代美術のお祭りである中之条ビエンナーレを見に行ったんです、(中之条町のいたる所で美術作品が展示されているというお祭り)

その展示会場の1つに四万温泉郷の積善館本館周辺がなっていて、その展示を見に行った時に千と千尋の神隠しのモデルになった建物も見てきました。

着いてみて驚いたのが温泉周辺に流れている川の水が奇麗な事です。

温泉に流れている成分のせいなのか川の色がエメラルドグリーンなんです。都会では見る事ができない川に炉にひたすら感動しました。写真ではこんな感じ

川

魚が泳いでいるのも確認できました。川を見ると魚がいるのかを確認してしまうのは釣り人の悲しいサガですね…

写真で見るよりも実際に見た方が川の色は何倍も奇麗だと思います。

近くにはうなぎ屋さんがあり、その店先には『四万川産うなぎ』の文字が、もしかしたら目の前の川でとれたうなぎを出してくれるのかもしれませんね。

それだけ水も奇麗という事なんでしょう。

そんな自然の中にひっそりと四万温泉郷がたたずんでいます。埼玉に住んでいる僕でもものすごく癒されました。

 

行く途中で突然千と千尋の曲が?

積善館

なんと四万温泉に行く途中の道には時速40kmで音楽が聞こえてくる道があります。

そこを走ると千と千尋の神隠しの曲、『いつも何度でも』が流れてくるんです。

四万温泉に行く途中の左手に看板が出てくるのですぐに分かると思います。

実際にその道路を40㎞で走ってみると確かに聞こえるますね〜。不思議…

実際に聞いてみると結構遅いテンポなので『メロディのテンポが遅いかな?』と僕は思ってしまいましたが、

テンションはあがりますし、四万温泉への期待値がグーンと上がるので行く人はぜひ聞いてみてください。

ちなみに群馬には『メロディーライン』と呼ばれる音楽が流れる道路が11箇所あるそうです。

気になる人は全部回ってみても面白いですね。

僕はその後、草津の方に行ったのですがそこにもメロディーラインがありましたよ。

そこで流れてきた曲は『草津節』という曲…

自分は無知なのでなんのこっちゃ分からない音楽でした…残念。

調べてみると他のメロディーラインには『星に願いを』や『静かな湖畔』など、有名な曲が沢山ありました。

 

積善館本館を見て

積善館

積善館はおもむきのある建物で凄い幻想的でした。夜はライトアップされ更に千と千尋の世界を味わう事ができそうです。

参照元jalan.net
参照元jalan.net

建物の前には川が流れていて、その川の近くには温泉もわき出ています。

温泉独特の匂いがあたりに立ちこめていて『あぁ遠くにきたんだな…』という気持を味わう事ができますよ。

残念ながら今回は積善館に泊まらなかったので中には入れなかったのですが室内はこんな感じらしいです。

参照元jalan.net
参照元jalan.net

じゃらんの口コミを少し見てみると『古さやおもむきがありながらも清潔感があり接客の対応も良い』というコメントがありとても好印象でした。

次行ったときはぜひ積善館本館に泊まらせていただきたいな〜

 

積善館本館の歴史

 

積善館本館は元禄4年に建てられたそうです。(元禄は1688年〜1704年までの時期らしいので元禄4年は1692年?でしょうか?まぁその辺りですね。)

という事は300年以上建っているという事ですね…凄すぎます。

また積善館本館は日本最古の木造湯宿建築と言われていて群馬県の指定文化財に登録されています。

300年以上大切に使ってきたというのも驚きですがこれだけの大きさの建物が300年以上使えるというのも驚きですね。昔の職人の仕事に恐れ入りました。

今回は外見だけ写真に収めて帰ってきたのですがそれでも十分に堪能する事ができましたし、ものすごく癒されました。

旅館の周辺には昔からあったであろう、温泉地によくあるゲームセンター的な所(中にはスマートボールというゲームがありました)や温泉が飲める所、また橋の下に隠れた簡易温泉があったりと、散策してみると色々と楽しめそうだったので又時間がある時にゆっくりと行ってみたいと思います。

 

帰ってきて改めて調べてみたら、積善館本館では日帰りで入浴できたり(その浴槽も元禄の湯という昭和5年に建てられた大正ロマネスク風のとても豪勢な湯船でした。)食事もできたそうです。

参照元http://www.sekizenkan.co.jp/mainbuild.html
参照元http://www.sekizenkan.co.jp/mainbuild.html

知っていたら楽しんで来れたのに残念です。ぜひこの湯船にもつかってみたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。