簡単!ビオトープでメダカの飼育。

どうも暇人です。今日はメダカの飼い方について書こうと思います。皆さんメダカを飼ってみませんか?メダカの飼育は思っているよりも簡単です。

『メダカは数が減っているから弱いんじゃないの?』と思っている方、メダカは正直言って強い魚です。環境汚染や外来種によって絶滅が心配される程の数になりましたが。普通の環境で飼っていればとても丈夫で飼いやすい魚です。熱帯魚よりも全然飼育が楽です。

日本に昔からいる黒メダカなどは地味なんですが味わい深くてかわいいです。しかも繁殖力が強いので子供も産んでくれます。メダカの寿命は1〜2年といわれているので継続的に飼う場合は繁殖を念頭に置いた飼育をしていくべきでしょう。

という事で繁殖に必要最低限の 飼育環境を書いてみました。皆さんもメダカの飼育に挑戦してみましょう。今回は家の外で飼う場合について説明していきます。

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外でメダカを育てる

ビオトープ

家の外で飼う場合です。これはいくつかの注意点に気をつければ簡単に飼う事ができるでしょう。それにビオトープになるので庭やベランダのアクセントにもなります。

 

用意するもの

水草

ビオトープ用の鉢(スイレン鉢)

↑ホームセンターや植物屋さんに売ってます。

 

赤玉土

↑園芸用に使う土です。ソイルといって熱帯魚用の土の方が良いとされていますがメダカは強いのでそんなに神経質にならなくてもいいです。なので赤玉土で十分。これもホームセンターに売ってます。

 

植物

飼育が簡単めな水草アクアテラリウム用の植物水の中で育つ植物とビオトープで入れられるのは結構あります。スイレン、ウォータークローバー、マツモ、オモダカ、ミクロソリウムなど、店員さんに色々聞き自分の好みで投入すると良いと思います。水草から選ぶときは成長に二酸化炭素を必要としない水草の中から選ぶと良いと思います。

 

メダカ

↑外で飼う場合は黒メダカが冬に強いのではといわれていますが、これも気に入ったのが良いと思います。

 

カルキ抜き

水の中の塩素を抜きます。

 

値段

雲

スイレン鉢

1000円台から売っていますがスイレン鉢とは長い付き合いになるので少し高いのを買ってもOKだと思います。

 

赤玉

激安のは18L300円とかで売ってます。なんでも良いかと

 

メダカ

ピンからキリまでですヒメダカだと10匹300円位で売っていますが。これも愛着を大切にした方が良いと思うので自分で獲ってきたり、色々探して気に入ったのを買ってくるのが良いと思います。

 

カルキ抜き

500ml700円ぐらいで売ってます。もっと安いのも売ってますが僕はこれ位のを使ってます。商品名はコントラコロラインです。これ一本で1年以上は持つでしょう。

 

ビオトープのセットの方法

スイレン

まずは鉢に赤玉土を敷きます。10センチ位の高さになるのを目安にするといいでしょう。

そしたらその赤土玉を熱湯で消毒します。上から熱湯をゆっくりかけましょう。赤玉土が浸ればオーケーです。

それが終わったら、赤玉土の濁りが出ないようにゆっくり水を入れていきます。入れる水に規定量のカルキ抜きを入れましょう。

その後水草を入れます。(水が先ほどかけた熱湯で熱くなってないかチェックしてください。)

カルキ抜きを入れた場合はすぐにメダカを入れても大丈夫かもしれませんが必ず3〜4日後にメダカを投入しましょう。そうすれば水を入れたときの赤玉から出た濁りも沈殿してると思うので。

これで完成です。簡単でしょ?

 

ビオトープの管理は?

ビオトープ

水の中には魚の排泄物などを分解してくれる微生物(バクテリア)が次第に増えていきます。微生物(バクテリア)は汚れを害の少ない物にしてくれています。

魚も微生物も環境の急変には弱いです。その為日頃のメンテナンスは減った水を足す位で良いです。

この先はこの微生物(バクテリア)を大切にしていく感覚でメンテナンスをしましょう。大体1ヶ月もすれば微生物(バクテリア)が増えてると思います。そうすれば水が安定するので安定期に入るでしょう。

まだビオトープを始めたばかりで水に微生物が少ない時は、メダカの排泄物を処理しきれないのでメダカを飼う匹数を1〜3匹からスタートしても良いと思います。

少し水が落着いてきたら5〜7匹に増やすのが良いでしょう。逆に水が出来上がってしまえば多少無茶な飼い方をしても大丈夫です。

 

メダカの餌は?

植物

熱帯魚の餌が良いかと思います。というのも安い餌や動物性の餌よりも水が汚れないからです。少し高くても熱帯魚用の餌が理想です。例えばテトラミンとかです。

餌をあげる目安は1日1〜2回3分ぐらいで食べられる位が良いでしょう。ただこれもメダカの様子を見て決めましょう。水に微生物(バクテリア)が少ないかなと思うときは餌は少なめに(1ヶ月目位まで)、冬などは活動が鈍くなり全く餌を食べなくなります。冬はほとんど食べなくても死なないです。それよりも餌の食べ残しで水質が悪化するといけないので餌の量を少なくしましょう。

また微生物(動物性プランクトン)や藻などが増えてくるとそれが餌になるので餌をあげる回数も減らしていっても大丈夫です。友達の中には3日に1度なんて人もいます。

これも様子を見ながら決めると良いでしょう。(お腹が痩せてないかなど)

不安な方は初夏から初秋は1日1〜2回すぐに食べきれる量をあげましょう。

 

ビオトープの注意点

植物

猫やヤゴなどには気を付けましょう。

メダカが食べられてしまいます。

対策!

ネットを上に掛けたり、猫やトンボが入って来れないようにする。

 

温度の上がり過ぎに注意。

対策!

ずっと日光が当たらないような場所に置く(完全に日陰だと植物の光合成が起こらず酸欠になったり植物が育ちません。)

 

ビオトープ冬の対処法

港夕暮れ

基本的にはメダカは冬に強いようです。特に黒メダカのように原種に近いとさらに強いみたいです。

心配な方は家の中の気温が変わりにくいところに入れましょう。魚は温度変化に弱いです。暖かい方が活発に動きますが。暖かくて温度変化があるところよりも、多少寒いんだけど温度変化が少ないところの方が良いです。

 

まとめ

街並み

メダカは水の中の微生物が増えれば、アオミドロの様なコケが発生したり、ヤゴが住み着いたりしなければ手間入らずになります。ぜひメダカの飼育を楽しんでください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。