猛獣脱出対策訓練が訓練なのにかわいい!!

猛獣脱出対策訓練どうも暇人です。僕は動物園が大好きです。

家から近いというわけではないですが、家の最寄り駅から乗り換え無しでいけるところに上野動物園があります。首都圏では有数の動物園で、園内にいる動物の種類も約300種類と多いのが特徴です。

何より驚くのは駅からの距離です。

都心ど真ん中の上野駅から歩いて8分ぐらいの広大な敷地のなかに沢山の動物があるんですから考えられない贅沢な動物園ですね。

僕は学生の時から何度となく行っていましたよ。

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猛獣脱出対策訓練

そんなアクセス抜群の上野動物園で最近面白いイベントを発見しました。

その名も『猛獣脱出対策訓練』です。

これはその名の通り動物園にいる動物が何らかの原因で逃げ出してしまった事を想定して、捕獲するための訓練です。

この訓練は上野動物園と多摩動物園で交互に年1回のペースで実施されています。なかなか好評のようで訓練当日は海外のマスコミなども取材に来るそうです。写真でも多くの方が見に来ているのが分かります。

動物園にとって最もおそろしい事は動物の脱走です。

害のない動物ならそこまでの問題にはなりませんが、危険な猛獣となると話は別です。

仮にも訓練なので重々しい雰囲気の中行われるのかなと思いきや、猛獣脱出対策訓練はなんだかかわいい感じで進行されます…^^;

猛獣脱出対策訓練

これは2016年に上野動物園で行われた猛獣脱出対策訓練の様子です。

シマウマかわいいですね笑

二足歩行のシマウマはじめて見ましたよ。

訓練は地震の影響で、シマウマの柵が壊れてシマウマ一頭が脱走したという想定の中、訓練がスタートします。

猛獣脱出対策訓練

職員の人は捕獲用の網を持ちシマウマを捕まえるために大きな音などを出して威嚇したりして捕まえようとします、訓練は意外にも?本格的!

逃げている動物の姿がかわいいので見ている観客からは『シマウマ頑張れー』という声も…^^;その後駆けつけた動物園の車の中から麻酔銃から球が放たれシマウマは無事捕獲されてしまいます。

猛獣脱出対策訓練

写真は麻酔銃を撃たれて倒れるところです。撃たれてからしばらくして倒れていました^^;

いやーこれでシマウマは無事に捕獲されたというわけです。上野動物園に安全が戻ってきました^^;

この訓練、実はそこまできっちり台本が決められているわけではないそうです。そのときその時の状況に合わせて訓練が行われているらしいです。

訓練と聞くと重々しい雰囲気ですが、この猛獣脱出対策訓練はなんだか癒されますね…^^;

人気なのも分かります。

 

上野動物園からクロヒョウが逃げた事がある?

上野動物園では昔、クロヒョウが脱走した事があります。

1936年、タイの自然の中で捕獲され上野公園に来たクロヒョウが脱出するという事件が起きています。

その後、脱出から14時間後に無事に捕獲されたのですが当時の人々の中で話題になりました。相手は獰猛なクロヒョウですからね。

この時、上野公園は立ち入り禁止にもなっています。

その衝撃は大きく当時(昭和11年)の三大事件とも呼ばれるぐらい人々の間では話題になりました。

その年の三大事件になるほどの大きな事件になるんですから動物の脱走は何としても止めなくてはいけませんね。

こういう流れから猛獣脱出対策訓練は行われているのでしょう。

毎年動物が違う

 

この訓練毎年シマウマというわけではなく毎年逃げる動物は変わります。例えば2004年は『サイ』ですし、2006年は『ゴリラ』です。下に参考画像をつけたのですが。

こう見ると年によって完成度が違いますね。

なんの動物?っていうのがいるのが面白いですね。

みなさんも気になったならぜひ見に行ってみてください。