どうも暇人です。中華料理を食べに行くとクラゲ料理が出てくる時がありますよね。これって海にいるクラゲなの?と疑問に思ったことありませんか?
実はあれって正真正銘、海にいるクラゲなんです。
しかも海水浴客には厄介な存在ですが、おいしいっていうんだから見かけによらず、なかなかやるヤツですね。
スーパーなどで売られている総菜などで使われている日本産のクラゲのほとんどがヒゼンクラゲ、ビゼンクラゲ、エチゼンクラゲなどです。
じゃあ日本近海にはヒゼンクラゲ、ビゼンクラゲ、エチゼンクラゲがうじゃうじゃいるのかと思いますが、
実際には日本の海で遭遇率が高いのはミズクラゲらしいです。そうなんだ…
そうなってくると食いしん坊の僕は必然的に『そんなに沢山いるのならミズクラゲを食べよう』という話になりますよね(笑)
私はよく釣りに行くので今まで遭遇した事があると思います。食べれて尚かつおいしいのなら今度海に行った時は捕獲して食してみたいものです。
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ミズクラゲっておいしいの?
ミズクラゲは夏に大量発生する事もあるクラゲです。漁師の間では水産漁業に影響が出るので厄介な存在なのです。
そんなミズクラゲが食用として活用されるようになれば有難いですし、おいしいとなればマグロなどと同様に数を減らすまで食べる事もあるかもしれません。
そんな海に秘めている可能性ミズクラゲが食材としてどれほどのクオリティを秘めているのかについて調べてみました。
ネットで調べてみると実際に食べている強者の方がいらっしゃいました。
また、大分県海洋水産研究センターという機関が海の邪魔者『ミズクラゲ』を塩蔵(塩漬けにして水分を抜く)をして食べられるようする方法を紹介していました。
大分県海洋水産研究センターによるとこれをしてあげる事によってエチゼンクラゲやヒゼンクラゲに近い食感になるそうです。
そんでもって肝心の味ですが、
料理によってはおいしかったそうです…
食感としてはエチゼンクラゲやヒゼンクラゲと比べて柔らかめらしいですが、下処理の仕方によって変わりそうですね。
そして気になったのが、塩蔵の行程が超めんどくさそうというところ。
ミズクラゲの塩蔵はミズクラゲを真水につけてヌメリをとるところから始めて、ミョウバンを5%混ぜた塩で15時間ほどかけて水を抜き、その後出てきた水を捨てさらに5時間ほどかけて水抜きをするというもの…
めんどくさいわ…実際にミズクラゲを塩蔵して食べた方すごい…
僕は絶対にやらないと思います。なんだか他の種類のクラゲで良いので、市販品を買った方が良さそうです(笑)
ちなみにミズクラゲをおいしく食べられた料理名は『中華クラゲ』でした。黒酢が入っている定番のヤツです。
ミズクラゲとは?
ミズクラゲは日本近海では見かける事が多いクラゲですが、世界で見ても広域に渡って生息しているクラゲです。
大人のクラゲはも30㎝程に成長します。
エサは動物性プランクトンが主食で、たまに小魚なども触手でとらえて食べてしまいます。
傘の開閉は動物性プランクトンを捕まえるためや、遊泳して移動するためにも行われていますが、循環機能としての働きもあるそうです。
受精は成熟したオスから放たれた精子をメスがキャッチして口腕にある保育嚢に運ばれるという流れで行われます。
幼体はプラヌラやポリプ、エフィラといったものに変態していき成長していきます。
一応飼育も出来て、比較的簡単に飼育が出来るみたいですが海水魚飼育に対して素人の場合はやめておいた方が良いでしょう。ちなみにミズクラゲの飼育法を世界で始めて作ったのが江ノ島水族館だそうです。
昔、僕は淡水のクラゲを買っていましたが、数週間で溶けてなくなってしまった思い出があり『クラゲ=難しい』というイメージがありますね。
特に海水は水の中にバクテリアなどの微生物を増やすのが大変だったりして淡水よりも難しいです。
海水浴のついでにミズクラゲを拾ってきたので軽い気持で飼育しようというのはやめましょう。
※クラゲによっては毒性が強いクラゲもいるので十分に注意して捕まえるようにしてください。
ミズクラゲの毒
ミズクラゲにも毒があるのですが、そこまで毒性は強くないようです。
どれぐらいの強さなのかと言うとハブクラゲの4分の1ほど…
まずハブクラゲの毒がどれほどなのか分からないのでなんともいえませんが…
たとえ刺されたとしても痛みがでない場合が多いそうですが人によってはミズクラゲに刺されると腫れる人もいる
というレベルです。
ミズクラゲの毒はそこまで心配する必要はないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。